野伏ヶ岳(1674.3m)
(中居神社登山口730m~和田牧場テン場(1050m)登山口~頂上まで標高差944.3m)
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2014.2/22(土)~23(日)    BC 2名   

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出逢った花や鳥たち


先週向かった野伏ヶ岳、大雪のお陰で檜峠を登れずの車が続出して大渋滞に巻き込まれ
待夢アウトで引返し大日に向かった。野伏ヶ岳大好きなNさんから『どうだった?』のメールありで
行けなかった事を告げると今週の土日で行こう!との誘いだ。OKで再度野伏ヶ岳へのチャレンジとなった。
天気は良さそうだし、あの広大な和田牧場後でのテント泊も期待一杯だ。
楽しいに決まっている雪山、スキー、テント泊山行、楽しくやるかね?。


2/22(土)   
前日にテント泊用の食事を買い込み準備して朝7:00にNさんを迎えに行きそのまま下道で…
途中でNさんが靴を忘れた事に気づき家まで戻りそのまま高速で目的地を目指す。
往復40分位のロスだが、本日の行程を考えれば全く気にナラナイ。
連休の奥美濃への高速は混んで居て美濃で給油を兼ねて高速を降り美並で再度乗る。
順調に白鳥まで行き、ここ下道で先週大渋滞した檜峠に向けて山道を登り
大人気のスキー場を横目で見ながら石徹白地内へ…
目的の白山中居神社には10:00チョイ前に到着する。
5台位の先行車両が停まっていた。早々に準備して10:25に出発だ。

 
雪の凍った石徹白川に架かるだいしん橋を渡り雪が深くなった所で
自分はスキー、N氏はスノーシューでハイクアップだ。
幾度かトレースを頼りに林道ショートカットで和田牧場へ
12:45到着だ
早々にテント設営…誰も居ないね。

テント設営後の大パノラマ
こんな広大な雪原に贅沢なリゾートマンションだ


和田牧場入口から雪で覆われた
池の上を野伏ヶ岳に向けて
グングンと登り詰めれば
楽しいリゾートマンション
設営地に到着だ

設営後その足で
明日のルートを少しだけ確かめに
薙刀方面へ向かう事に…

まだ日は高く飲むには早いからね?
                         
和田牧場からダイレクト尾根と対峙する北東尾根方面へハイクアップだ
薙刀山へのルートを探して見るが推高谷が深くなかなか良いルートが見つからないまま
先行者の帰りのトレースにぶち当たり、取り敢えず引返す事に
1時間位のルート散策となった。
テン場に帰ればする事は一つ…宴の始まりだ
N氏と二人、どれだけあっても足らない酒、今回はそれを見越して余り呑みすぎない様に
適度の量にしたのが大正解で、足ら無い位で飲み干して眠りに就いた。
寒さはそれ程感じず、雪の上のベッドも快適で熟睡だ。


2/23(日)  
朝目覚めれば素晴らしいロケーションだ
雪原に付けた足跡のはるか向こうから日は昇り
反対側の野伏ヶ岳に陽があたる。なんと贅沢な朝だろう
今此処に居られてこの朝陽を見て居られる事に感動する…感謝だ。

朝ご飯は大好きな雑煮、エネルギーをたっぷり補給し昨日のルートから北北東の尾根を目指しいざ!
なかなか推高谷を渡れづ、結局北東尾根を大きく東から巻き込み急斜面を登り詰める事に…
本来予定していたルートでは無く、意外に…と云うよりかなり急斜面だ
途中でスキーにクト-装着、それでも厳しくスキーを背負ってアイゼン登行に切り替え何とか尾根へ
テン場を出発して既に1時間半が経過していた

結局目的の薙刀は諦め北東尾根をそのまま野伏ヶ岳に向けて進む事とし
N氏を先行にグングン登り詰めダイレクト尾根との分岐に立つ!
尾根で見たシュカブラはとても綺麗だった
先行の岡崎から見えた方と雑談、雪庇の下の雪洞…クレパス?
がとても広く、ここで暫し休憩中との事だった。
その雪庇で足を踏み抜きあわや…と云う感じだったが
中を覗いて見れば落ちても抜けられそうで何とかなるかな?
でもその拍子で雪庇が崩れて雪の下敷きになったら…??
怖いよなぁ
そんなかんやでその場を離れ頂上へ…素晴らしいロケーションです
           

頂上手前からの白山、一番左から四塚山、七倉山と並び大汝山~御前峰は見えないかな?
真ん中に別山、尾根伝いに三ノ峰から銚子ヶ峰まで連なる
別山の手前左には願教寺山かな?
素晴らしい白山の山並みだ

頂上手前からのロケーション
左手前に薙刀山、奥に白山、その右に芦倉山、一番右に大日ヶ岳


南峰のロケーション
左直ぐに野伏ヶ岳隣の小白山、その右向こうに荒島岳、右に経ヶ岳、一番右は赤兎に取立山かな?


こんな素晴らしいロケーションを満喫して…そろそろ下りますかね?
               
シールを外しヘルメットを装着し…いざ!
先ずはダイレクト尾根への分岐に向けて頂上からの大滑降だ
が、凍っていて恐々滑降になってしまった。
取り敢えず頂上からの滑降

先にスノーシューで下るN氏
ダイレクト尾根の分岐からはツリーランで滑るが、陽も高くなり重い雪をエッチラ半ジャンプしながら
ターンを繰り返し何とか滑り降りる。
それにしても重いなぁ
なんやかんや云いながら それでもスキーは楽し…であっという間に登って来たトレースまで辿り着く。
ここでN氏を待って大休止。
その後はテン場までマッシグラだ。
 テン場へ戻りテントを片付けて名残惜しいが野伏ヶ岳を背にして帰路に就く
帰りは林道経由で安全に…
スノーシューのN氏もとても速く、車への到着時間は10分と変わらなかった。

日曜日で大人気の立ち寄り湯で汗を流し、4時には家に帰りました。

テントを片付ければテン場の跡がしっかり…名残惜しいね
和田牧場にもサヨナラして野伏ヶ岳を背中に下山だ
   
 
帰りの林道で見つけた
杉の木のイナバウアー!

あっという間の二日間でしたが
最高の山行でした
天気にも恵まれたしね。
           

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