守屋山(1650.3m)
登山口(立石コース登山口1170m)
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2013.6/16(日)

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本当は前日の土曜日、足の治ったI君と行く予定だったがあいにくの雨で中止、
翌日の日曜日の天気は昼頃から雲が晴れて良い天気に?
どうしても日曜日はダメなI君とは諦めて単独で出かける事にした
朝の内は曇り覚悟で、頂上に着く頃は快晴に!そんなイメージをしっかり抱いて出かけた


6/16(日)  /
朝5時に目覚ましを合わせたつもりだったが、何故だか4時に目が覚める
そのまま準備して予定より早い出発でR19を中津まで、ここから高速を走り伊那インターから高遠を経て
杖突峠へ…空模様は期待とは裏腹で高速の飯田辺りから雨模様、登山口に到着しても
大降りでは無いが、雨だ  そうかよ!!
取り敢えずカッパを羽織り今回の登山口、立石コース登山口から歩き始める
出足は7:00だ
最初は車の通れる林道を5分位歩くがそこからの登山道が良く判らない?
地図を見ながら何とか取り付きを見つけて歩き始める
雨はそれ程でも無いが着込んだカッパのお蔭で汗だくだ

ポイントになる亀石、陰石は直ぐで通り越していくと林間登山道が開ける大石のカーブに出る
ここで我慢しきれずかっぱを脱ぎ傘に切り替えた

           
割と緩やかな雑木林の登山道は分岐し、岩めぐりコースへ進む
夫婦岩、十文字岩など名所看板を見ながら…岩の形を見比べながら
浅間の滝コースへ更に分岐して進む…途中山ツツジが見事だ

滝では水の流れは殆ど無く濡れた岩肌が滝らしさを語っている
この滝の下には色んな花が咲いていて
写真に納めるが名前が分からんなぁ
 
 
 フタリシズカ
           
滝を後に急登を登り詰めれば広い休憩場所に出る、この辺りから
笹が多くなるが、オレンジのツツジも雨に濡れて優しく多い
ここからは九十九折れの胸突き八丁、がんばって登り詰めれば
守屋山東峰だ
こんな天気には誰も居ないかな?独り占めだが景色は無い!

  

東峰
           
あっちが南アルプス、そんでもって八ヶ岳かな、反対側には北アルプス、その南は中ア、
眼下には諏訪湖かな?
そんな想像の世界を頭で描き、早々に守屋山頂上への尾根歩きだ、雨は殆ど止んだかな?
それにしても静かである、野鳥の囀りは時々聞こえるが、清かな風で木が揺れて、
葉を伝って落ちる雨音が大きいのと…自分の靴音が耳に大きい

尾根道にはブナの樹もあり、見つけたマイズルソウも雨に濡れて癒してくれる、
途中のブナの根元に出来た祠に像が祭ってあり、思わず『山頂では晴れますように…』
と祈っていたが、余り期待はしていなかった
やがて頂上へ、ラビットハウスと記された避難小屋を通り過ぎれば守屋山頂上だ

    
           
   
やっぱり、今日はダメだね!晴れないなぁ?
少しばかり青空の見える西の方を恨めしそうに見つめながら
おにぎりを頬張っていると…
あらら?あれ?
どんどん目の前の雲が飛んで青空が一気に広がり
北アルプスが見えて来たじゃないか! これだもの!
           
乗鞍岳 北アルプス~槍ヶ岳 八ヶ岳方面
           
神頼みが通じたのかな?それにしても雲の切れてい行く様子には感動したなぁ
一気だもの!ほんの2,3分の出来事かな?
晴れ間が出ると同時に昆虫も一斉に鳴き出して、うるさい事!
太陽の恵みは素晴らしいね

そんな感動を目の当たりににて休憩後下山に、
今回は東峰まで戻り守屋神社へ下るコースで下山だ。昆虫のうるさく鳴き続ける登山道を戻り
東峰の手前の分岐を守屋神社に向けて下る、雑木林から松の木林を九十九折にグングンと、
途中、モニュメントかな?と思わせるような枯れ木が何本か立ち止まさせるが
写真をとりつつ一気に下山だ、石の鳥居をくぐった所で左に折れ、森林浴コースへ
後は車の音を近くに聞きながらトラバースすれば駐車場すぐ手前の国道へ出る


国道脇の登山道到着は未だお昼前だ
当初から目標にしていたソースかつ丼、充分間に合うかな?
高遠の街並みを満喫してソースかつ丼でお腹を満たし
権兵衛越して帰って来ました。
前半雨にやられましたが、二人静も沢山咲いていて
満足の充実した一日でした
しかしながら、守屋山はやはり雲の無い晴れた日が良いかな?360度のパノラマは
全てのアルプスが見えて、おまけに八ヶ岳も、
そんな日にもう一度登りたい山ですね。

 
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