能郷白山(1617m)
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2013.5/22(水) 4名

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一度登山口まで行ったのは何年前かな?あの時はH氏と二人、天気が良くなく甲賀山へ変更、
二度目は昨年、二月に計画したがこれまた天候に左右され三重の竜ヶ岳に変更、しかし
竜ヶ岳の頂上は大雨!
今回が三度目のチャレンジだ、
天気は真夏日並みの好天気の予想だ、天気は間違いない!
そうして今回の目的はもう一つ、根曲り竹だ

ネットで調べるとかなり期待できる、H氏、N氏、今回初めて同行のK氏
どんな楽しい山行になるのややら?
5/22(水) 快晴
集合場所5時、H氏の運転でR248かでK氏との待ち合わせ場所の樽見の駅無料駐車場へ
合流は7時の予定だったが6:30に到着、当然まだ早いから居ないだろうと思っていたK氏、居るじゃん?
サスガ、きっちり几帳面なKさん、30分前には居るだろう…と云う皆の思いを裏切らなかったね。

合流してから国道157号線に入り温見峠方面へ、途中直ぐに左折して今回の登山コース
能郷谷方面へ向かう、街道には今が盛りのヤマボウシがたくさん咲いていた。
途中、登山届を、猿楽の演じられる建物のある脇の公衆電話ボックスがに提出し
林道最終地点には予定より30分早い7:00に到着だ、
途中釣り人の車2台の脇を通るが、ゲート前には岡崎ナンバーの車が1台だけだ
先行し者かな?
早々準備し7:15にゲートをくぐりスタートだ。
林道歩きは約1時間、3㎞以上の道程だ、タニウツギ、ヤマフジ、ヤマボウシが
競う様に咲いていてカメラが活躍する。

途中で沢を横切りると舗装がえぐれて、歩きにくい林道になり、斜度も上がり汗ばむ、
今日は相当暑くなりそうかな?
ゆっくり歩くが時間通り8:15に谷を横切る登山口に到着する。


登山靴では滑る谷の渡渉を無事終えていよいよ登山道の始まりだが
最初っからかなりの急登、九十九折にエッチラ登るが、今回
初顔合わせのK氏はバイタリティがあり尚且つ速い!
付いて行くのが精一杯だ、急登を登り詰めると昔の登山口のある
林道へ合流、ここにも登山口の標識が立っている。
少し休憩して更に進むが、ここからも急登の連続だ
           
同じような急登をグングン行く、
途中、チゴユリの花やムラサキヤシオ、ツルキンバイ、イワウチワなど目を楽しませてくれる

これでもかぁ…と急な坂道を登って来て休憩スポットに到着すると標高1160mの看板があり、
登山口から1200m、頂上までの距離は3600mとありウンザリだ。9:45、既に2:30経過している。
ここいら辺りで元気に登るK氏と少々バテ気味のN氏、H氏との距離が広がって来た。

休憩後気を取り直して上を目指せば、またまた急登の連続で能郷白山の頂上は遠く感じた。
それでも周りには竹が一杯で、今回の目的の為目を凝らしながら進めば、そこそこ太くて良いのが
目に止まり、楽しい山菜取りしながらの登りに変わる。

やがて目の前が広く開けると目の前に前山が映る、遠くの景色は霞がかかって今一だ。
それにしても暑い!
           
やがて前山を回り込むように続く登山道を進めば、目の前に…ドーン!雪で化粧した能郷白山が
ここから南には徳山ダム湖が、その向こうには伊吹山方面だが霞がかかってはっきりしない


徳山湖方面           能郷白山

ここからトラバース気味のゆるい傾斜の散歩道を、タムシバ、ショウジョウバカマ、エンレイソウ
などを写真に納めなが下れば



ダケカンバなどの木々の隙間から頂上の祠が見えて来る。
後は残雪を踏みしめながら頂上に繋がる道を登り詰めるだけだ、
相変わらずK氏は元気でN,H両氏は遅れ気味である。

湯残雪の残る道の脇にはカタクリとザゼンソウが咲いていてカメラも忙しい。



           
一足先に頂上到着、
12:30、予定では12:00到着予定だったが、
計画より15分早く出発しているので合計45分の遅れが出ている。
更にH氏N氏はまだまだ後方で多分1時間以上の遅れになるだろう。

北に見える白山、荒島岳を写真に納め、後から到着したメンバーと
昼食を摂る。
(今回、登山道にて、持って来たはずの食料を自分の車に忘れた事に気づき
皆さんに分けて貰う事を前提で登って来た。途中、水のみでしのぎ
ここでの昼食におにぎりを分けて頂いた。感謝です)
           
白山と手前の荒島岳 国道157(温見峠は左方面) 今日のメンバー
           
昼食後、残雪を横切り祠へ
途中、カタクリが咲き誇っていました。
暑さをしのぐように残雪の上で寝ころばれば、雪に生きる昆虫たちが
もぞもぞと…

           
 結局頂上で1時間位ゆっくりし、下山開始は13:40になっていた

今回の目的の根曲り竹を採るために一足先に駆け足で下り
前山トラバースの辺りで藪に潜り込む、
そこそこ取れた所へ丁度メンバーが下ってきて、ここからは同じペースで
下山する。

帰りは一気だが、登って来た急登を下る訳で結構キツイ下りとなる
持って来た2ℓの水も無くなり、喉を涸らせて、沢に到着したのは16:00だ
早々喉を潤し生き返る。
           
全員同じような状況で、沢で水遊びだ、暑く火照った汗まみれの体が生き返る。
20分位休憩し、延々辛い林道歩きで車に到着したのは17:17、計画よりかなり遅れての下山だ
計画では15:10、約2時間のズレだった。

遅くなったと言う事と、沢ですっきりした…と言う事で今回はお風呂なしで帰宅となり
途中K氏と別れて帰りは美濃から高速経由で、家には20:00帰着だ。

           
  思いを馳せていた能郷白山、やっと制覇したけれど、意外に急登が続き
キツイ山でした。
前日帰りが遅くなり、あわてて準備して食料をザックに
入れなかったために起きた忘れもの、長い登りとなるため多めに
用意した水も、1ℓは食料と一緒に置いたため結局不足した、

色々と反省の残る今回の登山でしたが
初顔合わせのK氏はバイタリティがあり、更にタフで
速い!
また一緒によろしくです。
 
                                                                                                              

 
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