富士見台高原 (1793m)  ホームに戻る
山の風に誘われて 目次に戻る

2009.1/28(水)     

 アルバムはこちらから 

1/28 多治見P   富士見台高原登山口P   神坂峠   萬岳荘 神坂小屋
(着) 6:00 7:50 スタック 9:15 9:30 9:54
(発) 6:00 8:55 9:15 9:30 9:55
富士見高原台頂上   神坂小屋   富士見台高原登山口P   多治見P
 
(着) 10:05 10:30 宴会 14:40  16:30
(発) 10:20 14:00 14:55 
昨年末に一年の感謝をと夕陽を求めた富士見台に、買ったばかりのスノーシューを背負って
出掛けた。期待は白銀のスノーシュー漫歩と、南アルプスの絶景だ。
快晴なら期待できるが、何処まで我が愛車がスタッドレスで登ってくれるかだ。

1月28日(水)

朝5時半起床で6時出発、ドリップのホット珈琲をポットに詰め、ホットオレンジも用意する。
無くてはならないビールは500oL缶を足らないと寂しいので3本ザックに詰める。
日帰りなのに意外に思い。??そうだろうなと思いながらどうせ車で近くまで行けるのだから
…と決めつける。

24時間スーパーで焼き肉材料を仕入れ、ルート19号を中津に向けてひたすら走る。快調だ
平日と云う事もありスイスイで中津川を過ぎ、19号を馬篭方面に右折する。一挙に道は細くなるが
雪も無く快調に登っていく。出勤の車に時々擦れ違うがスムーズなハンドル捌きで難なく通過し
中央自動車道から見える別荘集落辺りまで来るとちらほら圧雪が現れてハンドルを持つ手に
力が入る。が、まだまだ序の口だ。

林道最終民家を過ぎて暫く行くと大きな老人ホームに出るが、ここが最終の建造物でここから先は
完全な山岳林道となる。杉林に始まって中腹からは雑木林の落葉樹林帯となる。
欅平のキャンプ施設を過ぎてジグザグの細い道になると、道路は氷の川となっていて今までとは
勝手が違う。

右に、左にと氷を避けながらタイヤを運ぶ。それでも時々横すべりしながら時速10〜20キロで
慎重に進むが正直雪より怖い。 緊張のまま程なく強清水の登山口に到着だ。車の乗り入れはここまで
だが、ランクルの威力を信じて更に走ってみる。ここからは氷では無く雪道となるが
降ったままの踏み込みの少ない雪の為今度はタイヤがとられて安定感が無い。一つ間違えば
横滑りして谷に落ちるか、山にぶつかるかだ。ここも慎重に進む。意外にスムーズに峠の下のP迄
行く事が出来た。年末に登った登山口だ。

北の山肌を照らす光の流れが綺麗で、足元の雪はふわふわしていて気持ちがいい。
     
 モルゲンロート 意外に深く柔らかな雪道をタイヤの車輪を深みに取られながら 
     
今回は欲を出し峠まで行けないか?と更に車を走らせた。そこからカーブを3つ位ハンドルを切った所で
左前輪が目に見えぬ轍に取られ大きく左に車体が傾いて止まってしまった。欲を出したのがいけなかった。
四駆にして脱出を試みるがスタッドレスだけではこのふわふわ雪には歯が立たない。
諦めてスコップを持ち出して前輪、後輪の轍の前後を掘り起こし、車の足マットを全てタイヤにかますよう
敷いて脱出する。意外に簡単で助かったが、これが反対の谷側だったら…と思うと運が良かったと思う。
向きの変更は無理なのでバックでスローにPまで下り難無くを得た。
正直 『あぁ〜良かった』だ。

40分程ロスをしたが、それでも9時前にはスタートで来た。スノーシューを付けての雪道散歩だ。
     
スノーシューだぞ 静寂の神坂峠 雪の中の萬岳荘
     
林道をジグザグに登り御坂峠〜萬岳荘を経て稜線の避難小屋へは一時間で着いた。快晴で気持ちが良い。
来て良かったと思った。
ザックを置いて富士見台頂上を目指し、雪を纏ったアルプスを堪能し目的の独宴会に向けて下った。
  
     
 
避難小屋 富士見台頂上  御嶽山がくっきりだ
     
   
小屋での宴会途中、北名古屋市から訪れた『左右田』さんと意気投合
同じようにビールで乾杯し楽しい時を過ごした。
彼は南アルプス中心に活動しておられ、同じように単独が多いようだ。
GPS等も持っておられ装備は高価なものが多くネットで買うらしい
ではまた…と別れたのは3時間後の二時を過ぎた頃だった。
楽しい一時を有難う。
車まで戻り慎重に氷の道を下ったが途中の大きな急カーブで滑り、
タイヤが氷の上で滑って身動き出来ずに止むなく向きを反転して
バックで暫く下がり雪の上で向きを変えて前向きに戻り、何とか無事に
帰ってきた。
ヒヤヒヤの富士見台でしたが快晴でとても楽しい一日でした。
    ひとときの友人を送り…
     

ホームに戻る
 山の風に誘われて 目次に戻る目次に戻る