守屋山(杖突峠) (標高 東峰1631m 西峰1650m )

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2010.5/12(水)日帰り   

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5/12   伊那インター   高遠   杖突峠バス停
登山口
  守屋山避難小屋
登山口
  守屋山東峰
山頂
  守屋山西峰
山頂
(着) 7:47 8:16 8:41 9:31 10:25 11:00
(発) 6:00 7:47 8:16 8:53 9:50 10:42 11:55
立石下山分岐   立石登山口   杖突峠バス停
登山口
  駒ヶ根
こぶしの湯
  多治見家   登り
杖突峠コース
  下り
(立石コース)
(着) 12:18 13:10 13:28 14:40 17:30 東迄1:30 西から1:30
(発) 12:18 13:10 13:34 15:40 西迄2:10 東から1:10

今週の天気予報は週の中が良く前半と後半は冬型で寒く雨が多い…とあった。
先日の鶏ちゃんツアーで、何時もハンドルキーパーのKが山に誘ってくれと云っていたのを再度催促され、

予報を見て水曜日に計画を立てた。行先は例により、短時間に頂上まで行けて、360度のロケーションを
楽しめる所…で探し、伊那に居る頃、諏訪からの帰りによく走った懐かしい杖突峠にある『守屋山』に決めた。

登山道は幾つもあるようだが、一番標高差が少なく割にゆっくり歩けそうな杖突峠からのコースに決め
初めてのKに持ち物など連絡して当日を迎えた。Hさん、Nさんも誘うが結局仕事で行けず
二人での山行となった。

5/12(水)日帰り 

前日の大雨で朝、雨が心配だったが起きて見ると青空なので気を良くし、集合時間の6時に駐車場に向かう。
Kとは丁度その時間に合流し高速で伊那インターに向かう。
駒ヶ根SAで軽く朝食を摂り、コンビニでお昼のカップラーメンを仕入れて伊那インターを下り一路
桜で有名な高遠へ向かう。
この道もとても懐かしく心に響く、時々お酒の事を教えて貰った『いたや酒店』、『亀饅』、等など…

高遠からは左折して諏訪インター方面に通じる幅広の快適な道を北上し杖突峠の登山口に向かい
計画より少し早い時間に到着した。

駐車場はとても広く対面にはゴルフ場への道路が就いていた。
早々に準備をして歩き始める。

昨日の大雨で登山道が川になっていたような形跡があり、木の葉が流れ出て堰堤の様になっている。
道も滑りそうな黒土がつるつるになっていて神経を使う。それに結構急登だ!
初めてのKは既に息を弾ませている。
『いたや』  高遠の町並み 守屋山バス停登山口
           
急登を登りきると爽やかな樹林帯の道 目指す守屋山が見える 避難小屋のあるキャンプ地?
           
急登を10分程登ると林道と並行しての平坦な登山道となり、モンゴルのテント『パオ』の様な建物が現れる。
この自然林には似合わない風景だ。此処からは下りがつづき楽々のコースだ。再び林道と合流するが
『座禅草コース』ノ看板がありそちらの近道へ行く。木で造られた遊歩道となっており、座禅草の群生地には
看板が建てられ荒らされないように柵がしてあった。座禅草は既に花の時期が終わっており葉だけが育っている。

程良く予定通りにトイレのある避難小屋に到着だ。少し休憩をし登山道に向かう。此処からが本当の登山道だが
それ程標高差も無く登れる筈だ。が…少し遅れ気味の初めてのKは息をきらせながら苦しそうだ。
ペースを落としながらゆっくり登る。

やがて鎖のある岩場に差し掛かり鎖に頼らず簡単に登れるが、せっかくあるので大変そうに鎖伝いに登ってみる。
此処から東峰頂上(1631m)
は直ぐだった。

           
花の終わった座禅草 鎖の岩場 東峰頂上
           
岩場の頂上には一組の御夫婦がおられ、立石コースの急登を登って来られたらしい。
此処で少し写真を撮るが、頭の上はからっと晴れて良い天気なのだが、360度の山には全て雲が厚く覆い被さり
残念ながら最悪のロケーションだ。晴れれば見えるだろう北アルプスも八ヶ岳も南アルプスも見えない。
かろうじて中央アルプスが少し見えるのと、霧ヶ峰、諏訪湖が見渡せるだけだ。
感動を期待し、初めてのKに素晴らしいロケーションを…と思っていたのだが、残念だ。
           
眼下に見える諏訪湖と霧ヶ峰と車山 かろうじて見える中央アルプス 守屋神社奥宮
           
少し写真を撮り西峰頂上に向かう。途中檻の中に祀られた守屋神社奥宮にお参りし、元気になれるブナの大木に
お参りし、羚のお立ち台を見ながら平坦な道を20分程で守屋山山頂(西峰)に登頂だ。頂上直ぐ手前には
綺麗に飾られたラビット小屋と云う名の避難小屋がある。
頂上は東の岩場とは正反対で芝の絨毯で寝転べそうだ。今日は誰も居ない。
陽射しを浴びて心地よいので此処でお昼とする。
ロケーションは東と変わらずだ。

休憩をしていると単独の女性がクマ避けなのか、ラジオのボリュームを大きくして現れ、挨拶を交わす間もなく
東の方へ直ぐに行かれた。
平日なので少ないが土日は多くの登山者が愛好している山を思わせる山だ。

           
羚羊のお立ち台の岩 ラビット小屋の中 東峰頂上(1650m)
           
一時間ほどゆっくりして、来た道を帰る。
戻ってきた東峰には10人以上の老男女の団体がおり占拠して
お昼タイム中だ。
先ほどの単独女性は居り場が無いのか岩場の陰で休んでおられた。

団体パワーに圧倒されながら
立石コースで下山する事とし、下り始める。

立石コースはいきなり急でジグザグに下っており結構楽しい。
途中、滝コースや岩場巡りコース等があり変化に富んでいる。
一人静も咲いている
今度登るときは立石コースだな?と心で思う。
  
立石コースの岩場(立石) 
           
一人静 立石コースの登山口 立石登山口〜杖突までの道路歩き
           
立石登山口に着くと杖突街道(R152)を車をデポした所まで歩くが、国道歩きは車も多く結構怖い。
20分で駐車所にやっと着いた。駐車場には頂上で会った団体さんの車なのか小型のバスが止まっており他2台だ。

帰り支度をして高遠の温泉を素通りし、駒ヶ根の『こぶしの湯』に向かう。
道は昔馴らした伊那の道…裏街道を指図して、富県〜たかずやに向かい火山峠を越えて駒ヶ根に向かった。
とても懐かしい道で、左の山の中腹にある高台へは時々来て駒ヶ根を見下ろした覚えのある所だ。

こぶしの湯でゆっくり汗を流し、今回は運転お任せなので、生ビールで喉を潤し、もう…最高!
 
           
駒ヶ根に向かう途中で見える中央アルプス こぶしの湯 至福のひととき
           
今回は天候次第で素晴らしい景色のある山でしたが、生憎雲が広がりロケーションは今一でした。
コースも杖突峠からではなく、立石コースの方が急登ではあるが登山道らしく、頑張って登った後のロケーションの
感動を味わえるのかな?と思いました。
杖突峠ルートは少し平坦過ぎてダラダラ歩く感じで帰りの方が良いかも…

初めてのKさん、初めての山はどうでしたか?
あまり感動は無かったようなのでただ苦しかっただけなら残念ですが、また登りましょう。
運転有難う。
 


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