立山BC 
雷鳥荘(2300m)~雷鳥沢剱御前小屋(2760m)~剱沢~雷鳥沢
(雷鳥荘~ピーク地点標高差460m)
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2016.4/22(金)前夜泊~4/24(日)  雷鳥荘 4名

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出逢った花
鳥たち


昨年は行きたくて行きたくて…でも天候に阻まれて行けなかった立山のBC
今年の春は是非に…と計画を認めていたが蓋を開けてみれば会員の参加があり
都合4名の山行となった
ただしスキー組は2人、登山組2人と行程は二手に分かれるがメンバーは多いほうが楽しいだろう
そんなこんなでゆったり前夜泊の計画で出発だ


4/22(金)~4/23(土)~4/24(日)
金曜日、皆仕事を終えての7:00集合で高速を一路富山方面へ
遅い時間と言う事もあり快調に走り途中城端PAで休憩をとり北陸自動車道に入り立山で一般道へ
途中コンビニで買い物を済ませて本日の宿、立山駅前の千寿荘へ…
初めて立山駅の宿に泊まるのだが朝食付きで6000円、千寿荘は本当に駅の真ん前で明日の行動が楽ちんですね
温泉は24時間OK、疲れた体を湯船で癒し深夜の宴を軽く楽しみ明日に備えて早々に就寝だ
千寿荘到着22:15、就寝は24:00頃だったかな?


翌朝は6:40のケーブルカーに合わせて5:00起床、直ぐに朝食を済ませて準備し
臨時便も含めて3本目となるケーブルカーで時間通り室堂を目指す
WEB切符のお陰でスムーズに乗車できる。係員に聞くと一ケーブルにつき20名程のWEB予約を受け付けて
いるらしいが
…意外と少ないのに驚かさせられる。
そんなこんなで美女平らでバスに乗り換え室堂到着は7:45だ…昼から崩れる予報だが素晴らしい快晴だ。


室堂平より立山三山を望む
左より遠く毛勝三山~剱岳~別山~真砂岳~(富士の折立~大汝山~雄山)~浄土山

みくりが池山荘と剱岳、別山~大汝山

雷鳥荘より 左に別山、中央に真砂岳、右に立山三山

今宵の宿、雷鳥荘

室堂で登山組のU君、Tさんと分かれて我々BC組はスキーを履きみくりが池を経て雷鳥荘へ
受付を済ませ行動に不要な荷物を預けて身軽になりBC開始だ。

先ずは雷鳥荘から雷鳥平へ今年初の立山滑降
新規購入の板ですいすいに滑るK君
テント場を超えて称名川を超えればハイクアップ開始まだ朝の8:30だ
ハイクアップは約二時間、高低差500メートルくらい
素晴らしい天気に恵まれて厳しいがあっという間の二時間だ
途中、南の方向には槍ヶ岳、穂高連峰もしっかり見える

剱御前小屋は開業前で小屋開け準備の真っ最中らしく山男達が忙しくしていた。
一休みした後更に上り剱御前岳手前の2792メートル地点を目指す
近くにはボードのパーティが二組、既に剣沢に向けて滑降中だ


剱岳

左に剱御前山、剱岳、遠く白馬三山~唐松岳~五竜岳~鹿島槍ヶ岳~爺ヶ岳の連なり

2791ポイントより別山、雲のかかった立山連峰

そんなロケーションを満喫していると快晴の空が一気に急転
何やら黒い雲が西から一気に押し寄せて覆い始めた。
早々に剣沢に向けて滑降だ
K君の滑りも上手いもんだ
あっという間の滑降の後は小屋に向けて上り返しだ
小屋まで戻り反対側の雷鳥沢への滑降ポイントへ少し下ると
雷鳥の番が目の前に
思わずシャッター切り捲りだ
雷鳥沢の滑降は雪は重くかなり手こずるがあっという間に下ってきました
今年の立山も雪は少ないとはいえ滑るには十分で、天気にも恵まれあっという間の大滑降
頂きました。
最後の雷鳥荘までのきつい登り返しを終えて小屋へ…
ほぼ同時に登山組の二名も合流しお互いの無事を確認しあい
早々温かい風呂へ飛び込み汗を流して寛ぎます。

風呂の後はお決まりのコースで山談義に花を咲かせ、夕食まで続いた宴もいつしか閉じれば
皆布団の中で夢心地です
前夜泊と言い今回の小屋と言い贅沢三昧の楽な雪山です。



翌朝も快晴、朝風呂で体を温め朝食後ゆったり出立です
せっかく来たので…と室堂山まで登る事とするが、自分はワケアッテ雪の大谷見学へ
室堂から順調に乗り物を乗り継いで駐車場へ
駐車場横のホテルの温泉で汗を流し、富山で寿司を食べて帰路につきました


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