TKTR谷 (木曾川水系TKT川支流)  ホームへ戻る 
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  2010.5/26(水)〜27(木)      前車中泊

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26日 TKT西股着  27日 TKTR滝 P  入川地点 最初の二俣 堰堤 大滝   林道橋   MUM峠分岐   分岐
(着) 18:30 起床4:30 5:18 7:50 9:30 9:44 11:40 13:04 14:01
(発) 5:07 支流滝 12:50    
DAI林道分岐 TKTR滝 P 自宅                 釣り上がり   林道下山
(着) 14:43 14:51 17:30       6:30   2:00
(発) 15:10            

今年初めての釣行に、以前から誘っていた従兄が忙しくなかなか出掛けられないので
今回近場で知っている沢を探してみた。
単独となると余り遠くへは行けないのと、余り深くない所で以前から土砂崩れで通行止めと
なっていた高樽を候補としDAI温泉旅館に問い合わせて見た。
どうやら去年に工事は終了したようで、冬期を除いて車で通行可と云う事だ。
7年も通行止めだったので、岩魚も大きく成長したのでは…の期待もあり
TKTR谷に決定し前日夜から鶏ちゃんで独宴会を計画して出掛けた。
待、満々だ。

  前日独宴会(2010.5/27) --

加子母の鶏ちゃんを買ってTKT渓谷、DAI温泉に着いたのは夕方7時頃になっていた。
陽が長くまだ薄明るい。TKT渓谷入口から度合温泉までは舗装の無い林道を9.2km走るが
工事のお陰で綺麗に整備されていて走りやすい…が宮島への分岐からはやたらと
『落石注意』の看板が目立ちかえって運転を不安にさせる。


また来たなぁ〜明日は釣れますように…
ビール、鶏ちゃんで独宴会は美味しく続く〜
疲れの精か
、9時には眠りに就いていた。
ずっと閉まっていたゲート DAI温泉キャンプ場分岐 独宴会???
     
朝は4:30に目覚ましを合わせるが既に明るい、遅れをとった感が
あるが早々に準備をして5時過ぎに出発だ。滝のすぐ横を階段の付いた
登山道を上ると直ぐに林道に出る。暫く登れば、以前木こり小屋の
あった跡地を抜けて沢に入る。昨日までの雨で少し増水しているが
問題無いだろう。
あれ?こんな滝あったかなぁ…と思い出し、確認しながらつめる。
やがて記憶にある綺麗なつたい滝が左岸に現れ、ここから一気に
渓相も良くなり釣れそうな期待を持たせる…がもう少し我慢だ!
じっと目を凝らすが魚影は目に入らない。
やがて直登出来ない滝が現れ、我慢しきれずに竿を出してみると
20p前後のチビ岩魚が入れ掛り、大物に期待してリリースする。

左岸から簡単に滝を巻き岩場の落ち込みで22pを魚籠に収める。
今年の初モノとしてはチト小さいが骨酒サイズだ。
今日の出で立ち
     
 
巻いた滝 中央奥岩場で不本意なサイズが とりあえず骨酒サイズ
     
その後は餌取りが沢山釣れるがリリースばかりで本命が出無い。七年も林道ゲートを閉じていたのに
こんな筈では…しかしどんどん釣れるが餌取りばかりで適当に飽きてきた。それに渓相もこんなに滝が
多かったのかなぁと思わせる位落ち込み、直登の繰り返しで疲れて来る。
     
 
この上流は二股になり支流がある やがて堰堤が 堰堤上流の大滝 巻きます 
     
そんな頃、ちょっとした岩壁の落ち込みで確かな手応えを受ける。
魚影は見えないが間違いなく大物だ!と確信する。
下流の落ち込みに向けて走る、落としてしまえば必ずや糸が切れる!ぐっと竿を立てて上流へと
持ちこたえる。すぅっと糸がたるみ上流の落ち込みに逃げ込む。尽かさずそうはさせじと
今度は竿を下流に立ててこらえる。既に左手にはワンタッチたもを開いて足は下流への落ち込みの
中心点に入り真っ直ぐ竿を立てて面を拝む!
諦め顔で空気を飲む!勝負は此処で決まりだ。
やがてタモに納まった渓の恵みは33pだ。
今年の尺上初モノだ
感謝!感謝!だ
     
その後22p前後を10匹程
魚籠に入れ
思ったより滝の多い事と
意外に奥が深い事を
思い知らされ、林道の橋のかかる
地点で納竿としました

丁度お昼頃でした。
 
此処で出ました!渓の恵み 頂きました。感謝です
     
目的の2/3地点?奥は深い 至福のひととき 持ち帰りの恵み 
     
帰りは多くの滝を下るのが気乗りせずに距離は長く時間もかかるが林道を帰ることにして
MUM峠分岐点〜IDNKZ林道の分岐点〜本流の西股谷林道分岐へと帰りました。
林道歩きは丁度2時間。登山を覚えてからはこれ位の歩きは苦にならなくなりました。
それも下りだし、平坦だし!
     
TKT谷に架かる立派な橋 MUM峠への分岐 林道から見えるTKT山 
     
左がIDNKZ路林道 IDNKZからの山々 本道に戻ってきました 
     
今回は林道を開けず、西股谷合流からTKTを詰めて見ましたが、結構滝が多く時間がかかり、
奥まで詰めるには途中一泊も面白いかも…

いづれにしろ尺上の恵みを有難うございました
帰りには蕗も沢山採れました
また来ます。
弐例弐拍手壱例!
  

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